「集中力をつけるにはどうすればいいですか？」保護者のみなさまから一番よくいただくご相談です。
過去にも何度かご説明してきましたが、今回は、2024年度版としてバージョンUPした、3つのポイントをご紹介します。
ポイント1：姿勢を正そう
このポイントは、私が尊敬する指導者の先生から教わったもので、私自身もとても大切にしています。東進ハイスクールの林修先生も、「集中力のある生徒は姿勢がとても良い」とおっしゃっています。「集中できない」のは、正しい姿勢ができていないからです。ご家庭でも、以下の3つを確認してみてください。
- 背筋を伸ばして座っているか
- 両手が机の上にあり、片手で鉛筆を持ち、もう一方の手でプリントを押さえているか
- 足先がピタッと止まっているか
これらができているお子さまは、集中して勉強に取り組めます。
ポイント2：机の上は鉛筆、消しゴム、プリントだけにしよう
机の上には、鉛筆、消しゴム、プリントだけを置くようにしましょう。教室でも「机の上は頭の中と同じ。集中できるように片付けてね」と声をかけています。机の上が散らかっていると、気が散りやすくなります。
ポイント3：早く宿題が終わったら遊ぼう
お子さまが集中して宿題を早く終えた時は、大いに褒めて遊ばせてあげましょう。早く終わったからといって、勉強を追加しないでください。「そんなに早く終わるなら、もっと勉強してほしい」と思うかもしれませんが、そこはぐっと我慢です。お子さまは、短時間で宿題が終わると追加されると思い、だらだらと学習する習慣がついてしまうことが多いです。また「1時間も勉強してすごいね！」と長時間勉強したことを褒めるのではなく、「早く終わってすごいね」と集中して効率よく勉強できたことを褒めてあげてください。
これらのポイントを実践して、お子さまの集中力アップにお役立ていただければと思います。
