読書をすると学力が上がるでしょうか?答えはYesです。ベネッセの調査によると、たくさん読書をする子供ほど学力がUPする傾向があります。特に「算数」の学力がUPすることがわかっています。読書を通じて、文章を正しく読み取る力がつくため、これは理にかなっていることですね。
私も保護者様との面談で、読書習慣について必ず話をします。読書習慣があるかどうかで、各科目がどれくらい順調に進むかが大体わかるからです。英語の場合、中学教材以上になると、読解力が必須です。算数でも読解力がないと、文章題につまづいてしまうことが多いです。
小さなお子さまなら、毎日の読み聞かせがおすすめです。毎日5分だけ、できる範囲で十分です。小学校低学年のお子さまなら、まだ時間に余裕があるので、毎日の読書をおすすめします。小学校高学年以上のお子さまは、勉強に差し支えない範囲で、読書を楽しんでください。
さらにベネッセの調査によると、読解力を上げるためには、いろいろなジャンルの本を読むことが重要です。何を読んでいいか分からない時は、「くもんのすいせん図書」を試してみてください。佐藤亮子さん(4人の子供を東大理IIIに進学させたカリスマ教育ママ)も、500冊買いそろえたそうです。500冊を買うのは難しくても、図書館などで借りることはできますね。小さいうちは、すぐに読書ができる環境を、親が整えることも大切です。長い人生の中で、読書習慣は、お子さまの貴重な財産になります。
===読書お役立ち情報===
☆くもんのすいせん図書
https://www.kumon.ne.jp/dokusho/pdf/suisen.pdf
☆読書日記も、いろいろな本に出合えるのでおすすめです:
「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」(2006/10/23)
「小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)」(2006/7/24)
☆ベネッセ教育総合研究所の調査についての情報は、以下のリンクから見ることができます:
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/bigdata/1026releasenewsletter.pdf?utm_source=banner&utm_medium=banner&utm_campaign=fromebookpage20181026
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/gakuryokukoujou/2006/chukan_pdf/gakukihon2006_07.pdf