１回、２回、３回。同じところを何度も間違えて、自分の力で、なかなか１００点にできない生徒がいます。公文では、全てのプリントを１００点にするまでの時間を「標準完成時間」として進度の目安にしています。いくらプリントを早く解いても、誤答が目立ち、訂正に時間がかかる場合には、習熟するまで、復習することになり、もったいないです。
１度で１００点にするために、教室では「間違えないように解く」「間違えても正しく訂正する」ための声がけをしています。ぜひ、ご家庭でも以下のことに気をつけてくださいね。とても簡単なことですが、効果は絶大です！
「間違えないように解く」
・他人や自分が読むことができる字を書く
・数式と同じくらいの数字を書く
・筆算では桁を揃える
・算数Ｅ教材以降は、途中式を丁寧に書く
・国語・英語は自分の答えをざっと読み返す
「間違えたら、正しく訂正する」
自分の解答を見直して、どこが間違っているのかを特定し、「間違った数字のみ」を消して訂正する。誤答した悔しさのためか、間違えた箇所を一気に消してしまう生徒もいます。これでは、いつまでも訂正力が身につきません。教室で気づいたらすぐ声がけしています。
教室でも、宿題でも、１度で１００点にして、「できた！」という自信と笑顔をいっぱい持ち帰って欲しいです！
