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かしこくなる「朝学習」のススメ

「朝活」ならぬ「朝学習」のススメです。保護者の方から「いつ公文の宿題をするといいですか?」とご質問をうけた時は、「朝起きてすぐ」をおすすめしています。朝起きてからの2時間は「脳のゴールデンタイム」といい、最も集中して効率的に学習できます。「朝学習」が簡単に身につくコツを、ふくもとさわこ先生(くもんの先生)の著書「頭がよくなる朝15分学習法」を参考にご紹介します。

 

・前の晩に、公文のプリント、鉛筆、消しゴムを食卓に用意しておきます。

・お子さんを朝起こしたら、そのまま食卓に座らせます。水やジュースを飲むとシャキッとします。

・「スタート」のかけ声で、「朝学習」のスタートです。プリントの1枚目に日付、名前、解き始める時間を書いて取りかかります。

・解き終わったら、1枚目のプリントに時間を書きます。「よくがんばったね!」と大いに褒めてあげてください。

 

「朝学習」が習慣化するまでの目安は、約2週間です。絶対にNGなのは「早く終わったので、学習量を増やすこと」です。お子さんは早く学習を終わらせたくて、一生懸命集中して学習に取り組みます。せっかく早く終わったのに、学習量を増やされてしまったら、とたんにやる気をなくしてしまいます。ダラダラと学習するくせがついてしまい、かえって逆効果です。

 

「朝学習」では、まずは、宿題の量よりも、集中してプリントに向き合う姿勢と習慣を優先して欲しいと思います。朝、忙しい中、最初は大変ですが、習慣化すると、お子さんは自分から、机に向かうようになります。保護者の方にも、心と時間の余裕ができて、今よりもずっと楽になります!