その宿題の仕方で、本当に大丈夫ですか? 学習の質を上げる方法を教えます。

AさんとBさん、同じ教材で同じ量の宿題をしていても、宿題の仕方によって学習の質は異なり、進み方にも差が出てきます。お子さまの宿題の仕方は大丈夫でしょうか。ご家庭で宿題をする際には、ぜひ、以下のことに気をつけてくださいね。

☆学習前の準備
プリントが終わるまで集中し、席を立つことがないように、事前準備が大切です!
・トイレは必ず済ませ、お茶も飲んでおく
・削った鉛筆、消しゴム、e-pencilを用意しておく

☆3教科共通
・1枚目に、名前、日付、学習時間を記入する
・自分や先生が読める文字、数字で書く
・分からない時も、自分で考える(すぐに答えを教えないでください!

☆算数・数学
・与えられた教材を集中して一気に解答する(だらだら解かない)
・鉛筆が止まった時は止まる前の問題をヒントに使う
訂正するときは、全部消さずに間違ったところを自分で特定して、訂正する
・D教材以降の計算過程や途中式はていねいに書き、自分で説明できるようにする

☆国語
・教材の本文、設問文を(例題や注釈がある場合は例題、注釈も)すべてしっかりと読む
・読解問題では本文を最後まで読んでから解答する
・単に解答を書くだけでなく、自分の書いた答えを含めた文全体を読み確認する。※特に空欄補充問題
・筆順番号を守って書く

☆英語
・教材の指示通りに復唱・音読する
・イラスト・日本語を参考にして、英文の意味や英文が使われている状況を理解しながら、復唱・音読する
・D~F教材は指示文にしたがって英文を「言ってから書く」習慣をつける。GI以降も「声に出して読みながら書く」とよい

以上、あれもこれもと書いているうちに、長文になってしまい申し訳ありません。お子さまの宿題の仕方と照らし合わせてみて、どうだったでしょうか。正しい学習方法でプリントに向き合っていれば、学習の質が上がり、最短距離で教材を進めていくことができますよ。