公文の国語教材についてお話するにあたり、公文式国語の本来の目的についてご紹介します。
それは、「学校の成績を上げたり、入試に合格するための国語力にとどまらず、社会に出ても本を読んで学び続けることができる国語力を子どもたちにつける」ことです。将来「本を読んで学び続けることができる」大人になったら、すばらしいですよね!
公文の国語では、教材を通して、様々な本の世界に触れることができます。日本や海外の文学作品や、理科的な説明文まで、幅広いジャンルの本が紹介されています。
このブログのタイトルにつけた「クラムボン」は、宮沢賢治の「やまなし」という短編童話に出てきます。初めて公文の国語で「やまなし」を読んだときに、とても幻想的な世界に心が打たれました。教材を読んだからこそ、出会えた世界です(小学6年生の一部の教科書には掲載されているそうです)。「クラムボン」とは何なのか知りたくて、いろいろ探してみましたが、結局はっきりと分からずじまいでした。諸説あるそうです。
お子さまたちには、公文の国語、そして読書を通して、様々な世界を味わってほしいと願っています。読み聞かせの本に迷われたときや、お子さまに本をおすすめしたいときなどには「くもんのすいせん図書」をぜひ参考にしてください。
https://www.kumon.ne.jp/dokusho/pdf/suisen.pdf